SSDについて

クローンを作る方法

PCのhddをssdに換装する際は、システムファイルやアプリケーションソフトのデータを移行しなければなりません。
システムが正常に起動するためには、ssdに起動ドライブのクローンを作る必要があります。起動ドライブのクローンを作る方法ですが、システムファイルに対応したデータ移行用のソフトウェアを使用します。データ移行ソフトは有料または無料のものがあり、OSに合ったものを用意します。PCに詳しくない方は、GPT形式・MBR形式の両方に対応したツールがおすすめです。ノートPCの場合はドライブを追加することができないので、USBケーブル経由でデータを移行させる必要があります。データ変換用のコネクタを用意してssdドライブとPCのUSB端子を接続してから、データ移行用のソフトを起動して作業を開始します。データ移行後にssdでOSが起動できなかったり何らかのトラブルが発生するような場合は、別のツールを試してみましょう。

内蔵SSDのクローンによるssd換装とは

内蔵SSDを入れ替えようとする場合、気になるのはその方法ですが、簡単に行える方法があるとしたら興味が湧くのではないでしょうか。ポイントはソフトを使い既存のssdのクローンを作り、データを複製した新しいssdに換装するやり方にあります。
クローンはssdの内容をまるごと複製するので、ファイルを個別に選別したりコピーする手間が省けます。接続にはUSBなどの外付けが使えますから、内蔵SSDが1台しか接続できないノートパソコンであっても、この方法で楽に換装できます。OSの設定も環境も全てそのままなので、一見すると画面に変化がなく不思議な感覚を覚えますが、ssdは新しくなるので容量が増えたり速度が増すはずです。速度は元々速いので、余程の旧式からでない限りはあまり体感に差は生じませんが、ファイルの移動やコピーを行えば転送速度で変化が分かります。手動でコピーして入れ替えるとなると大変ですが、ソフトの力を借るとかなり楽になりますから、手間をネックに感じている人にも朗報ではないでしょうか。